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卓球の掛け声について②【得点後のパターン】


卓球のプレイ中のマナー

こんにちは。ネットインで得点して絶叫歓喜してひんしゅくを買ってるのは私ゴリポンです。

今回は得点後のパターン、つまり一点奪取したときの「ヨー!!!」ってやつの理由に迫りたいと思います。まずは得点後の発声にもいくつか種類があるので以下に示します。

  • ①ヨウッ!
  • ②ソウッ!
  • ③チョー!!!
  • ④ジョリィ!!
  • ⑤ホーー!!
  • ⑥アリ!!

正直①の「ヨウ!」以外は我ながら意味不明ですな。w さてこれらには明確な基準というのはないのですが、特定の条件があります。それは「出身国」です。①のヨウは基本的にはヨーロッパに多く見受けられます。それもデンマークとかスウェーデンとか。この掛け声って時代によっても変化するんですが、ヨーロッパの伝統なのかなんなのかわかりませんが、ヨーはあまり変わらず発声してる気がします。

ちなみに何故だか日本もこのタイプがほとんどです。TVとかで日本選手権の決勝でもよく聞きますよね。ヨー!!!って。選手だけでなくベンチコーチも口を揃えて言ってますわな。

次に②のソウッ!ですが、これは国ごとのパターンというよりアジアの女子選手に多い気がしますね。それもサービス前の「サッ」にちかい、AだかOだかわからないレベルで発音します。福原愛ちゃんの発声もこれに当てはまるでしょう。あと石川佳純ちゃんもこのパターンでしょう。石川佳純ちゃん可愛い。

次に③チョー!!これは中国選手、しかも男子に非常に多かったパターンです。イントネーションを説明したくてむず痒いのですが、たとえば「ヨー!」だと尻下がりにヨー↘︎って感じ、それに対して中国選手のは完全にフラットに発音してるんですわ、これが。これがいかにも中国って感じで、世界のオープン戦とかに初めて出場した日本人選手はビビってしまうんですわ、これが。※ゴリポンは日本を出た事がありません

次に④ジョリィ!ですが、これは現代版中国式発声法ですね。なんか教則本のタイトルみたいになってしもたな。

チョー!!じゃ物足りんとか!そげん迫力ば出して!

・・・いや単純な音量もあるし音が尖ってて迫力満点なんですな、このジョリィ。おそらくチョーがどんどん訛っていったんでしょうね。もしかしたらジョリィにはちゃんと漢字があるのかもしれない。

いや何よりも、このジョリィ!の”リィ”の部分。これがどうも迫力を生み出してる、というか人によってはこれに苛立つことが多いようです。プレー動画のコメントなどを見ていても、annoying!って怒りをあらわにしてるユーザも多いですね。

ところがこの”リィ”をその他のタイプの語尾に付加する発声法が今絶賛流行中なんですな。ヨリー!とかソリー!とか。

それじゃ次回は、そもそも声を出すのはマナーとしてどうなのか、ってところにフォーカスして参ります。

あ、⑤のホー!はサムソノフ選手、⑥のアリ!はオフチャロフ選手のみなので飛ばしまぁす。

(オフチャロフも2009年頃まではヨー!しかいってなかったのに、流行の語尾に”リィ”を付けるパターンにはまっちゃった感じですな。)

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