卓球ジャパンオープン2019決勝 許昕(中国)VS林昀儒(台湾)
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こんにちは。習慣性脱臼で右肩が辛いのは私ゴリポンです。
さてフォアハンドの威力について書きたいと思います。よく力を抜いて打てとか”タメ”をつくれとか、まぁ色々言われておりますが、スピードドライブの破壊力を増すためにはそれだけでは不十分な気がしています。
色々な選手を見ていて、スピードドライブ系の強い打球を行うにあたって大きく2パターンの人がいます。
プロの選手で分類してみると、
これらの2タイプは実際に比較検討してみると恐ろしいほど振り方に違いがあります。
というか、もっとざっくり言ってしまえば中国選手とその他、という分類でしょうな。じゃあ何が違うのかというと、
というただ一点なんですな。つまり、水谷隼タイプは脇をしめて肘を曲げ、上半身と下半身の力を上手く使って威力を作り出そうとしますが、馬琳タイプは一撃でぶち抜こうとする際、打球のフォームに入った時点から肘が完全に伸びきって脇が完全にあいてるんですわ。
まずここで一点注意事項。
だってメイスも水谷隼も中国選手には及ばないものの、実際めちゃくちゃ強いから、です。ただ今回の記事で注目したいのは、そもそもの振り方に違いがありすぎるということです。そして馬琳タイプの振り方を意識的に知ってほしい。
水谷隼タイプだと、相手のボールが飛んできてテイクバックして打球、ここまでのモーションでいうと恐らく馬琳タイプよりも短い時間で完了することができます。
よく卓球の先生とかが、「振りを大きくしたら安定しないから、腰と下半身を上手くつかって打て」というアドバイスをしているのを見ますが、確かに安定はするし連続した打球を打ち続けることはできます。
でもこの方法では一撃で決められるだけのパワーがありません。ただラリーを続けたいだけなのならこの方法でいいッス。でも試合で一撃を決めたいのなら・・・!フォアハンドの威力に自信が欲しいのなら・・・!
ということでぇす。馬琳タイプはボールが飛んできた際、手全体を後ろに引いてテイクバックするのではなく、まず手を真横に伸ばして一直線を作ります。
こっから重要。みなさんが思うほどラケットが体の後ろにこないんですよ。そんなんで威力出せるんかい!と思うかもしれませんが、重要なのは「肩」です。
肩をいわゆる軸として、打球の直前、つまりこの状態で手は真横にピーンと伸びた状態です。ここから肩をすこし前に張り出す感覚で力のモーメントを作り出すのです。
肘の力や上半身で無理に打とうとするのではなく、ただ伸びた腕を肩を軸として、結果的にラケットにボールが当たれば良い、というのが初期の一番よい練習方法です。
「これってただの肩甲骨打法じゃねぇかよぉゴリポンさんよぉ」って思う人もいるでしょう。そうかもしれない。
でも肩甲骨を自由に動かせますか?少なくともゴリポンには肩甲骨にそんな感覚は宿っていません。
中国には発勁(はっけい)という、体を大きく動かさずとも力を一点に集中させる体術がありますが、中国選手のパワーのあるフォアハンドはまさにこうした力の使い方をしていると思います。
この方法は慣れてしまうとカット打ちや下回転系のボールが苦手な人にとっては、もう最強の武器を手に入れたといっても過言ではないでしょう。
誤解の無いようもう一度言いますが、水谷隼タイプと馬琳タイプはあくまで打球方法が違うということなので、どちらが悪いということではないですよ!
フォアハンドの威力に悩んでいる方は是非試してみてください。
ニッ。
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