卓球ジャパンオープン2019決勝 許昕(中国)VS林昀儒(台湾)
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こんにちは。中学の頃YGサーブもどきを凄い形相で放つことから”情熱サーブ”と名付けられていたのは私ゴリポンです。
さてサーブの種類の多さですが、みなさんはどれくらいの種類のサーブを持っていますか?人によってはロングサーブと下回転しかないって人もいるかもしれません。かたや50種類もあるよ!って人もいるかもしれませんね。
ゴリポンとしてはサーブの数は多いに超したことはないと思っていますが、新しいサーブを習得することはそう簡単にはいきませんよね。今回はサーブのバリエーションが少なくて悩んでいる人向けに書いていきます。
まずそもそも世の中に色々な種類のサーブがある中で、”良いサーブ”と呼ばれるものの正体を探っていきましょう。
①3球目の決定打に繫げやすいこと、というのは攻撃をメインと据えるなら当然必須ですよね。例えば下横回転系の台上でツーバウンドするかどうかギリギリのラインで打てるのは非常に有効です。
相手は台上を超えてくるのでテイクバックしてドライブで攻めよう、と判断した直後、ボールは台上にとどまって台上ツーバウンドしまうわけですから、相手は慌ててツッツキなどでなんとかボールを返すしかありませんね。
ここでワンテンポ遅れます。
つまり最初からツッツキをしようと想定していればコースも回転量もしっかりと打てたのに、ってことですね。ここで3球目攻撃のチャンス到来です。
ここで②回転量が多いこと、ってのがポイントになるわけです。回転量っていうのはある程度の台上技術を備えてしまえば、「下回転が効きすぎているから落とした」なんて状況はほとんどないんですよね。
じゃあ回転量が多いと何が良いのかというと、
これに尽きます。例えば馬琳はサービスのマジシャンなどと呼ばれていますが、馬琳の凄いところは下回転系のサービス、それもサーブの初速で判断するならば「確実に台を超えてくるだろう」、つまり下回転系のロングサーブに違いない!とレシーブ側は判断します。
そしてレシーバーはすかさず大きくテイクバックし、ドライブを打つモーションに入ります。
しかし放たれたボールは、レシーバーのコートでのバウンド直後、一気に球が減速して台上でツーバウンドします。レシーバーの企みは崩壊し、馬琳の場合だとこれで何度もサービスエースをとっています。
同じことがYGサービスの疑似モーションにも言えます。見ようによってはYGサービスで当てたのか、それとも純横回転中として放たれたのかがわかりにくいサーブっていうのは、ティモ・ボル等が得意なんですが、めちゃくちゃ効果が高いです。
ただでさえ短い台上ツーバウンドするサーブをレシーブするためには精密な感覚が必要なのに、しかもそれが微弱な違いであろうと曲がり方が予測できないというのは、どう考えても強力すぎる武器になり得ます。
ゴリポンの極秘統計によると、短めのサーブでこれをできるプレイヤーは3球目攻撃が特に上手いということが報告されておりますです。3球目攻撃はサーブとの合わせ技、つまりコンボとして捉えるのが良いということになりますわな。
これは③回転が見破られにくいこと、に通じてくる部分ですな。
んで今書いたことがすでにできるプレイヤーなら、それ以上サーブの種類なんて全く必要ないわけです。
はい終わり。
うん、そうっすな。ゴメンゴメンすっかり忘れてたぁ
つまりですな、意外性っていうのは「サービスそれ自体」には正直あんまり関係ないです。意外性っていうのは
“俺っちYG打てるよ!ほら意外!”
っていうことではないですよね。あくまで前後関係を考えたときに必要な要素なわけです。
前の記事(フルセット、7-10から逆転する方法①)にも書きましたが、試合中これまでずーーーーーーーーっとバック前の下回転をクロスにしか出していなかったプレーヤーが、試合の終盤で突如ストレートのロングサーブを出したらどうなるでしょうか。
上手くやれば、馬龍ですらノータッチで抜ける可能性があると思います(それはないか)
それこそが卓球のサーブにおける意外性です。つまり、
それが強い意外性を作り出す突破口になるわけです。もうちょっと突っ込んで言いましょうか。
ということなんですな。ゴリポンの感覚的に、以上のことを踏まえて必要なサービスの種類は3〜5種類あれば十分です。
3〜5種類あれば十分に相手の意表をつきながら3球目の有効な決定打につなげることができます。
だから新しいサービスを習得したいなら、まずは自分の手持ちのサービス、それもこれまでの試合で十分な実績があるサーブを一旦洗い出してみましょう。
次にそれらのサービスを打った場合のレシーバーの対応のパターンを考えてみましょう。
そうすると必然的に、長さ・回転の方向などの統計から”自分のサーブの抜け穴”を見つけ出すことができます。そこが意外性を作り出すサーブのきっかけになるんじゃないでしょうか。
ニッ。
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