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馬琳の台上技術が中国雑技団レベル


China Open 2011FINAL Men's singles: Ma Lin (CHN) vs. Ma Long (CHN)

馬琳はやっぱり強い。

2011年の中国オープン決勝、馬琳vs馬龍。馬龍はこの頃は今よりもバックハンドを多用していて、パワー以上に細かい技術が光っているように思います。

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だがしかし馬琳は強い。強すぎる。台上フォアハンドドライブ強打はもはや十八番ですね。なんと言うか、レシーブでツッツキを打たせれば必ず得点できる、という確信めいたものを感じます。

馬琳ははっきり言って裏面打法の技術は王皓や許昕など他のプレイヤーに比べれば劣りますが、それ以上にショート面での台上技術が極めて高いので、彼のプレースタイルはとても参考になります。

どうも馬琳の試合を見ているとフォアハンドでの中陣ラリー展開が少ない印象がありますが、これは3球目、いや2球目でも馬琳が決定打を放っているからなんでしょうな。

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馬琳は調子が悪くなるとすぐキレることで有名ですが、馬龍は負け始めるとだだをこねた子供のように見えます。

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