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そろそろ中国人選手の呼び方(読み方)を勝手に統一していくぜ


選手名での誤解を防ぐためここは一度、勝手に読み方を統一してしまうヤツの出番なんじゃないか!

こんにちは。テレビとかで実況解説の人が中国人選手の名前を「そのまま読み」してることに何故か違和感を隠しきれないのはゴリポンです。

例えば馬龍。「マリュウ」って言っちゃってるよ。いや正しいです、むしろ全く間違ってない。馬に龍、ね。どう読んでも「マリュウ」でしょう。

たまたま日本と中国では漢字という共通の文字があったために、日本語読みできてしまう、と。ただね、他の国での実況だとそういうわけにはいきませんよね。

他国に合わせる必要ないでしょ!というのも頷けるんですが、やはりこのインターネット時代、色々なところで各国の試合動画を見る機会が増えてきているということもあります。

そこで選手名での誤解を防ぐためここは一度、勝手に読み方を統一してしまうヤツの出番なんじゃないか!と、まぁそんな風に考えております。

一応軽めのルールとして、オリジナルな読み方が自然にできるものはそのまま読む、そうでない名前は自然に漢字が彷彿する読み方を模索する、という前提で進めます。

前置きはさておき、いってみよー!

馬龍 (Ma Long)

先ほど出ましたが、【マ・ロン】でいきましょう。英語圏でも中国国内でもマ・ロンで共通しています。

読みやすいですよね。あの凶暴なパワープレイヤーが、一気に愛くるしく感じてしまうことうけあいです。じゃあ次。

許昕 (Xu Xin)

これが一番難関です。”X”って普通に読めないもん。だからといって昔Wikipediaに書いてあったように”キョキン”は無理矢理すぎませんかね。

そこで海外の実況や現地での読み方を尊重して、【シュー・シン】でいきましょう。キョ・シンという読み方もあるけど、「キョ」は日本語読みなのに、「シン」は中国語読みって、どう考えてもブレすぎです。またスーシンでもない。

ちなみに海外だと許昕の常軌を逸したプレースタイルから彼を崇める一部の熱狂的信者がいます。しかもペンホルダープレイヤーなのにヨーロッパで人気が高いそう。許昕のイニシャルである”X.X”にちなんで、”X Man”なんていうニックネームがついたりしてますね。

そういえばむかぁしチャイニーズ・ゴーストストーリー・スーシンっていうアニメがあって子供ながら感極まって号泣したような気がする。ハイ次。

樊振東 (Fan Zhendong)

そもそも樊振東知ってますか?Yan Anという選手が若手最強の座を譲らなかった時代がちょっと前にあったんですが、樊振東は何と16歳でデビュー。U18もU21も一瞬でYanAnを差し置いて一位まで上り詰めてYan Anなんて忘れ去られてしまうほどの天才です。

【ファン・ジェンドン】でいきましょう。そもそも「樊」読めねぇよ。

張継科 (Zhang Jike)

おなじみグランドスラム達成した張継科。彼のYGサーブって見ていて異常にクールですよね。こう、スパーンと斜め上方から叩き割る感じで。ちなみに彼の父親はサッカーのジーコが好きだそうで、Jikeとはいえジーカと発音するように名付けたようですね。

名付け親でもある彼の父親には逆らえないので、【チャン・ジーカ】でいきましょう。

柳承敏 (Ryu Seung Min)

アテネ五輪金メダリストの韓国人選手ですが、これは【ユ・スンミン】で統一しましょうか。柳承敏に限っては日本国内でもほぼこの読み方で通ってるんで議論の余地はないですな。

王皓 (Wang Hao)

『おうこう』『ワン・ハオ』どっちでもいけちゃうんだなぁー。今までの選手はそもそも漢字が読めないパターンが多かったですが、王皓は普通に『おうこう』でまかり通ってきた実績があります。うーん・・・

よし、基本的に【おうこう】でいきましょう。そんで余りにも王皓が好きだ!というゴリポン的な方は現地での読み方【ワン・ハオ】でいきましょう。だからワン・ハオって読んでる人がいたら99%裏面打法使いということになる。いいっすね、このハイブリッド感。

まだまだ長くなりそうなので続きは次回。

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